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「何をするべきかを理解」 デーゲーム苦手も、投手コーチが上原浩冶に寄せる信頼

デーゲームとナイターで上原の成績を比べると、明らかに苦手としているデーゲーム。その理由を上原自身が地元メディアの『WEEI』に語り、今後に向けての対策とウィリス投手コーチが上原に対する信頼を語った。

2015/07/03

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苦手のデーゲームの要因

 今季、上原浩治はセーブ機会20回中18度成功をおさめ、防御率はここまで2.89。ここ5登板では走者を1人しか許しておらず、1イニングの平均投球数は12.6球と安定した数字を残している。

 だが一際目立つのがデーゲームの数字の悪さだ。本人も「もう歳だから」と冗談を飛ばすが、自身のブログでも自覚していることを綴っている。改めて数字を見てみるとその通りなのである。

 10試合のデーゲーム登板では8回2/3で13安打10失点(自責点6)。それに比べ21試合のナイター登板では19回1/3で9安打3失点。その理由を上原自身も地元メディア『WEEI』のインタビューでこう語っている。

“What I’m figuring could be in the sunlight can see better and that`s why I`m getting hit a little bit more in day games. That`s the only reasoning I can think of. Also the fact that my body is not awakened as night games.”
「自分の中では、日が出ているほうが(球が)見やすく、そのためデーゲームのほうがより打たれているのではないかと考え始めている。それぐらいしか理由が思いつかない。あとはナイターに比べて、自分の体が起ききっていない」

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