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生き残りをかけ、考えに考え抜いて打ち出された「海外戦略」四国アイランドリーグPlus

10周年を迎えた四国アイランドリーグPlusの来季改革について、記念式典後、鍵山誠CEOが記者団の囲み取材を受けた。それをもとに、現時点での具体的な内容を紹介する。

2014/12/15

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Koh Hiroo

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kagiyamaCEO

試合期間の集約は、コスト削減にもつながる

昨日の原稿でも紹介したように、四国アイランドリーグPlusの改革は、

1.全球団による健全経営
2.さらなる選手強化と海外展開
3.地元地域との共生、新たな事業創出
だった。

 簡単に言えばペナントレースの開催期間を圧縮し、試合開催コストを削減。その空いた時間に25人程度の四国アイランドリーグPlusの選抜チームを結成して渡米し、北米の独立リーグと対戦するというものだった。

1. 四国アイランドリーグPlusのペナントレースはどう変わるのか?

 これまで四国アイランドリーグPlusは、180日間で前後期80試合を開催してきた。
 試合日程は観客動員が見込める週末を中心に組まれていたが、週末は球場の確保が難しい上に、会場使用料も高かった。
 また、連戦が少なかったために、チームは四国各地を転戦。連戦が少ないので移動コスト(主にバス)も高くついていた。

 今回は、前後期それぞれ60日間(4~5月と8~9月)で〝限りなく40試合に近い試合数〟を消化する。
 週末ではなく、平日を中心に連戦を組む。

 鍵山CEOは「アメリカの独立リーグは90日で90試合を行うような過酷な日程を組んでいる。NPBでもMLBでも、ほぼ毎日試合をするのが普通だ。これまでの日程は緩すぎた。選手にとっても過酷な日程を消化する経験を積ませることが必要だ」と述べた。

 記者団から
「6月、7月に独立リーグの試合が見られないのは、デメリットではないか」と質問があったが「この時期は、高校野球の予選と日程が重なって、球場の確保が厳しかった。高校野球の試合とも競合していた。この時期を開けることで、メリハリがつく」とのことだった。

 今回の日程の改変によって各球団の試合運営コストは10~20%削減されるという。
 各球団は毎年「あと一歩で黒字化」という収支状態だっただけに、このコストの圧縮は非常に大きい。

 なお、これまで交流戦という形で日程に組み込まれていたソフトバンク3軍との試合は引き続き実施される。

2.海外展開は具体的にどのように実施されるのか

 25人の選抜選手で構成される遠征チームは、6~7月に北米を転戦する。
 そのコストは500万円~1000万円と見積もられているが、この費用は全額、リーグが負担する。各球団の負担はない。
 チーム名や、ユニフォームなどをどうするかは現在検討中。スポンサーを募集することも考えている。

 相手はキャンナムリーグと、アトランティックリーグだ。2014年の各リーグの構成は以下の通りとなる。

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 海外を転戦しても、単なる「親善試合」では、あまり意義がない。

 今回は、キャンナムリーグと17試合が予定されているが、これらの試合は、交流戦扱いとなり、キャンナムリーグの公式戦に組み込まれる。
 つまり、四国との対戦は、ペナントレースの勝敗や各選手の個人成績に反映される。真剣勝負となる。

 今年、キャンナムリーグなどを視察した鍵山CEOは
「彼らのプレーは非常にレベルが高い。素晴らしい能力を持った選手がいる。彼らと戦うことで、四国の選手たちも成長すると思う」と語った。

 独立リーグで最もレベルが高いとされるアトランティックリーグとの試合は、現在のところ8試合程度。詳細は現在、詰めている。

 米独立リーグにはMLB関係者なども視察に訪れる。選抜チームの選手にとっては、アピールのチャンスになる。さらに、米独立リーグから四国に入団する選手も出てこよう。
リクルート面でも大きな意義があると言えよう。

 なお、この試合の模様はネットを通じて日本にも伝えられる。できれば動画配信をしたいとのことだが、これも現在、調整中だ。

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shiro





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