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メキシコピンチ!プエルトリコ相手に3点ビハインド。敗戦なら1次R敗退濃厚

2017/03/12

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 ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)1次ラウンド・プールDのメキシコ対プエルトリコ戦が、12日(現地時間11日)にメキシコ・エスタディオ・チャロスで行われている。
 
 現在、5回終了時点で1-3とプエルトリコがリードしており、メキシコはこのまま敗れると0勝2敗という戦績になり、2次ラウンド進出が非常に厳しくなる。
 
 試合は、初回から動いた。1回表、プエルトリコの1番A.パガンが左翼へ安打を放ち、2番リンドーアが右翼スタンドへ先制2ラン本塁打を放ち、試合開始後に打者2人で2点を先制。
 
 裏の攻撃では、5番に座る日本ハム所属のレアードが左翼にWBC初安打となる適時打を放ち1点差とした。しかし、2回からメキシコ打線はプエルトリコ先発ロペスの前に無安打と完全に封じ込まれている。結局メキシコはロペスを攻略できず、ロペスは4回1/3を59球、被安打2、5奪三振、2四球という素晴らしい内容でマウンドを降りた。
 
 プエルトリコは5回1死から2番手・H.サンティアゴをマウンドに送る。サンティアゴからは9番カリーヨが2死から1回以来となる安打を放ったが、得点には繋がらなかった。
 
 一方、1点差にされたプエルトリコは3回に安打と四球で好機を作ると、4番ベルトランに適時打が飛び出し1点を追加、リードを2点とした。5回にも連続四球でチャンスを作り、3番コレアの犠飛で1点を追加し4点目。逆に、メキシコは自軍のミスにより、無安打で相手に1点を献上してしまった。
 
 プエルトリコは決してチャンスが多いわけではないが、5安打で4得点と効率よく得点を奪うことが出来ている。
 
 メキシコは初戦で悪夢のサヨナラ負けを喫したが、打線は9得点と破壊力を見せた。試合前半は奮わず、3点のビハインドを許してしまっているが、試合後半では前試合のように打線爆発となるだろうか。