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王者ドミニカ共和国、初戦から超強力打線が火を吹きカナダを圧倒

2017/03/10

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 ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)、1次ラウンドのプールCが9日(日本時間10日)に、カナダ代表とドミニカ共和国代表の対戦がフロリダ州のマーリンズパークで幕を開けた。試合はWBC連覇を狙うドミニカ共和国が王者の貫禄を見せつけ、カナダ代表を圧倒し、9対2で勝利した。
 
 ドミニカ共和国のスタメンには昨季43発のネルソン・クルーズ、39発のロビンソン・カノ、37発のマニー・マチャド、34発のカルロス・サンタナ、32発のエイドリアン・ベルトレと2016年シーズンに30発以上を放った選手が5人スタメンに名を連ねる超強力打線となった。
 
 ドニニカ共和国は2回に8番・グレゴリー・ポランコの適時打、9番・ウェリントン・カスティーヨの2ラン本塁打で先行すると、その後も効果的に得点を重ねる。6回には4番・ホセ・バティスタの左翼への特大本塁打が飛び出し、8点差としカナダを突き放した。
 
 一方のドミニカ共和国の先発、カルロス・マルティネスは最速100マイル(約161キロ)超えを初回から記録するなど、カナダ打線を、4回を3安打3三振、自責点0と抑えた。
 
 カナダ打線はランナーを出すも、打線がつながらずに2得点止まり。ドミニカ共和国の投手陣相手に6安打2点と抑え込まれた。
 
 初戦から15安打9得点と超強力打線を見せつけたドミニカ共和国。今大会の優勝候補は最高のスタートを切った。