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WBCに”暗雲”…第5回大会直前に出場辞退となった大物メジャーリーガー5人

2023/03/17

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アレハンドロ・カーク


投打:右投右打
身長/体重:173cm/111kg
生年月日:1998年11月6日
 
 格安契約から、シルバースラッガー賞に選出される存在となったアレハンドロ・カークも、WBC直前に辞退を発表した一人だ。
 
 メキシコ出身のカークは2016年にトロント・ブルージェイズと契約。2年目にマイナーリーグで打率.354・10本塁打とバッティングで実力を発揮すると、2020年にメジャー契約を勝ち取った。
 

 
 2020年はダニー・ジャンセンが打撃不振に陥ったこともあり、シーズン終盤のメジャー契約ながら9試合に出場。飛躍を予感させていた。
 
 2022年はオールスターゲームにも初選出。139試合出場で打率.285、14本塁打をマークし、シルバースラッガー賞にも輝いた。MLBネットワークが2022年に実施した「ポジション別選手ランキングトップ10」では圏外で、まさに「急成長」した選手といえるだろう。
 
 カークはパートナーの出産が控えていることから、WBC直前の2月下旬に辞退を発表。とはいえ、24歳という年齢を考えれば今後のWBCに出場することも期待できる。

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