悔しいドラフト指名漏れを経て…注目選手5人の進路は？【大学生・投手編】
2023/02/06
産経新聞社
井澤駿介(東京大)
東大のエースとして注目を集めた最速144キロ右腕。昨秋ドラフトでは史上7人目の東大出身プロ野球選手誕生はならなかったが、社会人野球のNTT西日本で夢を追う。
高校は北海道の進学校・札幌南でプレー。当時の最速は140キロに満たなかったが、2年秋からエースナンバーを背負い、強豪校相手に好投を続けた。その後一浪の末、東京六大学リーグの東大に入学した。
大学では2年秋からエースを務め、3年秋には立教大戦で好救援しリーグ戦初白星をマークした。
4年次はドラフトに向け猛アピール。春は引き分けた早稲田大との試合で2失点完投し、秋は慶応義塾大打線を6回2失点に抑え2勝目を挙げたほか、強力明治大打線相手にも好投した。
変化球も評価されており、投手としてのポテンシャルは高い。社会人野球でのさらなる成長に期待がかかる。