福岡PayPayドーム（福岡ドーム）で最も勝った投手は？ 球場別通算勝利数ランキング1〜5位【プロ野球通算成績】
2022/04/21
産経新聞社
1位：和田毅 80勝（ダイエー8勝、ソフトバンク72勝）
トップに立ったのは、現在もソフトバンクの先発ローテーションを担うベテラン左腕・和田毅だ。
和田は、浜田高、早稲田大を経て、2002年ドラフト自由枠でダイエーに入団した。ルーキーイヤーから14勝5敗、195奪三振、防御率3.38をマークし、日本一に大きく貢献。満票で最優秀新人に選出された。
メジャー移籍前の9シーズンでは、1年目からの5年連続を含む7度の2桁勝利を記録。けがから復活を遂げた10年には、キャリアハイの17勝、防御率3.14の成績で最多勝と最優秀選手に輝き、リーグ優勝の原動力となった。11年オフにメジャー移籍し、16年にソフトバンクへ復帰。初年度から15勝5敗、防御率3.04、勝率.750で最多勝と最高勝率の投手2冠を受賞した。以降は故障の影響もあって規定投球回に到達したシーズンはないが、41歳を迎えた今季も貴重な先発左腕として登板を重ねている。
2022年4月時点のNPB通算成績は、291試合（1907回2/3）を投げ、143勝78敗、1731奪三振、防御率3.18。勝利数の55%以上を本拠地で記録しており、トップ5で最も地の利を活かしている。