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柳田悠岐、秋山翔吾、大谷翔平 パリーグで歴史的な大記録誕生の可能性【広尾晃の「ネタになる記録ばなし」】

ブログ「野球の記録で話したい」を運営中で『プロ野球解説者を解説する』(イーストプレス刊)の著者でもある広尾晃氏。当WEBサイトでは、MLBとNPBの記録をテーマに、週2回、野球ファンがいつもと違う視点で野球を楽しめるコラムを提供していく。今回は、パリーグで今季誕生しそうな大記録についてだ。

2015/08/16

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秋山、大記録樹立の可能性も

 今、柳田悠岐と打率で激しく競っている西武の秋山翔吾は、このままいけばシーズン安打数の記録を塗り替えるだろう。
 最多安打10傑に今年の秋山の数字をあてはめる。赤色はタイトル部門のリーグ1位。

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 これまでのNPB記録は2010年にマット・マートンが記録した214安打。以下、200本以上の安打を打った打者は6人いる。
 このペースでいけば、秋山は、マートンの記録を11本も上回る225安打。大記録を樹立する。

 秋山は1番打者。もともと打席数が多い。そして西武には中村剛也、浅村栄斗、森友哉とポイントゲッターが多い。打順がよく回ってくるのだ。
 H/G=1試合あたりの安打数を見ると、今年の秋山は1.574、1994年、イチローが史上初めてシーズン200安打を打った時の1.615に肉薄する数字であることがわかる。

 地味な選手だが、秋山は球史に残る記録に挑戦しているのだ。
 皮肉なことに、これだけ安打を量産しながら、首位打者をとれない可能性がある。前述のように柳田悠岐との首位打者争いが激化しているからだ。
 レベルが高い打者が並び立つと、こういう珍現象が起こるのだ。

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