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デスパイネ、母国キューバリーグに電撃参戦か。当初は出場拒否も態度を軟化

2019/01/14

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 福岡ソフトバンクホークスのアルフレド・デスパイネ外野手が、母国キューバ国内リーグに緊急参戦する可能性が急浮上しているようだ。12日(日本時間13日)、キューバメディア『クーバ・デバーテ』など複数メディアが報じている。
 
 現在キューバ国内リーグは大詰めを迎えている。現地12日(日本時間13日)、ビジャ・クララとラス・トゥナスの両チームの間でリーグ優勝をかけたファイナルシリーズが開幕した。デスパイネは、ビジャ・クララの補強選手としてそこに参戦するというものだが、そこに至るには様々な伏線があった。
 
 昨年10月にキューバ野球連盟は、デスパイネがビジャ・クララの補強選手に選出されたと発表したが、当時日本でクライマックスシリーズを戦っていたデスパイネは、選手の意志を無視したと連盟の決定に猛反発。休養の必要性を訴え、キューバ国内リーグでのプレーを拒絶していた。
 
 故障を抱えていたこともあり、デスパイネの訴えは通じ、キューバ帰国後はリーグ戦に出場することはなかった。しかし、昨年末メディアに対して、コンディションの回復次第ではプレーすることを示唆し、つい先日は「ファイナルへの準備はほぼできている」とSNSを通じコメントを出すなど態度を軟化させていた。
 
 ファイナル第1戦を落としたビジャ・クララのエドゥアルド・パレ監督は試合後に「(デスパイネを使えることは)前日に知ったばかりだ。(チーム合流について)早々に我々は決定しなければいけない。彼は偉大なプレーヤーでありチームは彼を望んでいる。だが、彼がトレーニングをしているのかどうか、いい状態にあるかどうかはわからない」とコメントした。
 
 チーム関係筋によると、デスパイネの合流は現地15日の第3戦からになるということだ。複雑な事情もあり、日本とキューバで通年休みなくプレーを求められるデスパイネ。国内リーグ終了後は、2月2日からベネズエラで開催されるカリビアンシリーズにキューバ代表チームの一員として出場することが濃厚だ。デスパイネの長い1年が今年も始まろうとしている。