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新人王候補ソト、3ラン本塁打が幻に…大飛球は天井直撃 規格外のパワー、米公式サイトも紹介

2018/11/12

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Getty Images



 
 ナショナル・リーグ新人王候補であるワシントン・ナショナルズのフアン・ソト外野手が日本でも脅威のパワーを見せつけた。MLBオールスターチームの一員として参加している「2018日米野球」第3戦(11日・東京ドーム)で、来日2度目となる天井直撃の打球を放った。
 
 20歳の新星として、この日米野球の注目選手の一人に挙がるソト。ここまで2戦連続で本塁打を放っており、この日もアーチが期待された。そして、4回にその瞬間が訪れたかに思われた。
 
 1死一、二塁で打席に立ったソトが、侍ジャパンの先発・多和田真三郎投手の直球を振り抜くと、打球は誰もがスタンドインを確信する大飛球となった。しかし、高々と上がった打球はいきなり失速し、右翼フェンス間際にいた秋山翔吾外野手のグラブに収まった。
 
 打球が天井に直撃し、角度が変わっていたのだ。3ラン本塁打かと思われたが、東京ドームのグラウンドルールでは、天井に当たった打球はインプレーとなり、判定はアウトとなった。
 
 米公式サイト『MLB.com』MLB内の「Cut4」でも、この“幻”の本塁打を紹介。東京ドームでは規格外のパワーが裏目に出たことを伝えている。
 
 ソトは8日に行われた読売ジャイアンツとのエキシビションゲームでも天井直撃の打球を上げ、これは適時二塁打となっていた。これが来日2度目の天井直撃打となった。天井がなければ本塁打という不運に見舞われたが、その打撃力に球場は騒然。メジャーの若手有望株は日本のファンも楽しませてくれそうだ。
 

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