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2017年、外国人選手の活躍ぶりは? 各球団に“優良助っ人”も<セ・リーグ編>

 優勝を狙うにあたり今や欠かせない存在となっている外国人選手。NPBでは4人までの外国人選手が1軍登録できるようになっており、チーム編成上でも非常に重要となっている。近年はメジャーリーグ経験者の助っ人も目立ち始めており、やはり”優良助っ人”の多いチームがシーズンでも上位に食い込むことが多い。今回は、2017年シーズンのセ・リーグの外国人選手たちを振り返る。

2017/12/29

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助っ人はリーグトップクラス。巨人の課題は…

【巨人】
・投手
マイルズ・マイコラス:27試合 188回 14勝8敗 187奪三振 防御率2.25
スコット・マシソン:59試合 68回1/3 4勝4敗27ホールド2セーブ 79奪三振 防御率2.24
アルキメデス・カミネロ:57試合 63回1/3 3勝5敗4ホールド29セーブ 65奪三振 防御率2.42
 
・野手
ケーシー・マギー:139試合 打率.315 18本塁打 77打点
ギャレット・ジョーンズ:1軍出場なし
 
 先発ではマイコラス、リリーフではマシソンとカミネロが大活躍を見せた巨人。野手でも日本球界復帰を果たしたマギーが打線の中核を担い、守備でも三塁だけでなく二塁も無難にこなした。
 
 助っ人陣が獅子奮迅の活躍を見せたが、その他の選手が振るわなかったこともあり、シーズンは4位に終わった。マイコラスは米球界に復帰することになったが、今季の巨人を支えた残りの3人は残留が決まった。
 
 助っ人陣はいずれもリーグトップクラスの成績を残しただけに、日本人選手の不甲斐なさが目立つシーズンとなってしまった。
 
 一方、昨季24本塁打のギャレットは外国人枠の都合もあり1軍出場なしに終わった。

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