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遊直を落として併殺狙い…、グラブごと一塁へ…判定はどうなる?【意外と知らない野球ルール3問クイズ】

 野球には、様々な状況を想定した「公認野球規則」がある。このルールブックによって、想定外と思われるような珍場面でも公正な判定を下すことができる。今回は「名珍場面から振り返る野球のルール」(カンゼン、2014年刊行)より、難解な野球規則を過去の事例からクイズ形式で出題する。(2017年12月31日配信分、再掲載)

2020/04/03

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Q2:グラブごと一塁に投げてしまったら…

Q2:投手がゴロをさばくも、ボールがグラブに引っかかってしまったため、グラブごと一塁へ。一塁手は脇で抱えるようにして捕球した。打者の触塁よりも早かったが、この判定はどうなる?
 
 ゴロを難なくさばいた投手の動きが何かおかしい。何と、ボールがグラブにはさまり、抜けなくなってしまった。焦った投手は、グラブごと一塁へ投げて、打者走者の触塁よりも早く、一塁手はグラブを抱えた。これはアウトになるのか。
 
A:ボールが入ったグラブを持っているのでアウト。
B:「完全捕球」とは認められず、セーフ。
C:グラブを投げたため、安全進塁権2つが与えられる。

【次ページ】正解は…
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