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【SB】千賀で黒星もV奪回へ視界良好。和田・内川らベテラン勢奮闘、若鷹も好デビュー

2017/04/05

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 2017年シーズン、V奪還を狙う福岡ソフトバンクホークスはどのメディアを見ても「1位予想」が目立つ。昨季の戦力にアルフレド・デスパイネ外野手を加え、先発ローテを競う投手陣も層は厚い。満を持して迎えた千葉ロッテマリーンズとの開幕カードはベテラン、若手、さらには助っ人の活躍により開幕3連勝を飾った。注目の2カード目は同じく3連勝中の東北楽天ゴールデンイーグルスと対戦。単独1位を目指して仙台に乗り込んだ。
 
 先発投手は千賀滉大vs則本昂大。WBCでのチームメートである侍同士が激突した。投手戦になるかと思われた一戦は、終わってみれば7対1と完敗。千賀は3回に暴投により1失点、4回には茂木栄五郎の3ランなどでさらに6失点してしまう。
 
「こんな結果になり情けないですし、野手の皆さんにも申し訳ない」と4回7失点の内容に肩を落とした。
 
 楽天に主導権を握られながらも、ソフトバンクにとって今後楽しみな場面もあった。4年目・育成出身の石川柊太がプロ初登板。「思ったより緊張しませんでした」と1イニングを三者凡退に切って取った。開幕1軍を手にしたときには「抑えられたら嬉しいけど、(1軍に)入っただけでは嬉しいとは思わない」と話していた若鷹が見事なデビューを飾った。

開幕戦はベテラン和田の好投が光る

 開幕3連戦は勢いに乗っていた。
 
 6年ぶり、自身4度目の開幕投手を任された和田毅が今季もチームを勢いづかせる安定した投球を披露した。ロッテ・涌井秀章との投げ合いは予想通りの投手戦へ。先に失点を許したのは和田だった。1死一、二塁からマット・ダフィーにタイムリーを打たれ1失点。しかしその裏「和田さんがいいピッチングをしていたので負けをつけるわけにはいかない」と松田宣浩が同点タイムリーを放って見せた。さらに8回に2点を加えて逆転に成功。和田は8回を投げ勝利投手(被安打5、失点1、奪三振7、与四球1)となった。
 
「涌井はロッテのエース。大事な試合になればなるほどいいピッチングをすると知っていた。だから1点は重くなると思いながら投げたが、先制されて悔しかった」
 
 7回を終えた時点で100球を越えていたが、8回の登板も志願した。「自分の役割は果たせたと思う。8回112球は理想の球数」と振り返り、開幕投手として通算3勝0敗と連勝記録を更新した。
 
 工藤公康監督は就任3年目での初の開幕白星に「嬉しいですね。やっぱり勝ちたい気持ちは強かった。143分の1ではあるが、緊張がある中みんなで戦って得た勝利」と笑みをこぼした。

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