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移籍しても止まらない!複数球団で輝き続けた最強助っ人6人。NPBで名を馳せた強打者たち

2025/08/16 NEW

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産経新聞社



アンディ・シーツ

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投打:右投右打
身長/体重:188cm/89kg
生年月日:1971年11月19日
経歴:ルイジアナ州大 – マリナーズ – パドレス – エンゼルス – レッドソックス – デビルレイズ
 
 堅実な守備とシュアなバッティングが印象的だったアンディ・シーツは、広島東洋カープと阪神タイガースで計5年間活躍した。
 
 2003年と2004年は、広島でプレー。主に遊撃を守り、来日1年目は136試合の出場で打率.313、25本塁打、75打点を記録した。
 

 
 翌2004年も134試合出場で打率.284、23本塁打、85打点の成績を残す。しかし、同年オフに自由契約になると、2005年には阪神に移籍。
 
 移籍1年目の2005年は137試合の出場で打率.289、19本塁打、85打点の成績を残し、当時の岡田彰布監督率いる阪神のリーグ優勝に貢献した。
 
 翌2006年には143試合の出場で打率.310、19本塁打、75打点をマーク。守備では、広島時代に2ケタあった失策数が1ケタに減少し、3年連続でゴールデングラブ賞も獲得して攻守で阪神を支えた。
 
 日本での通算成績は、682試合の出場で打率.289、95本塁打、374打点。4年連続で150本以上の安打をマークし、効果的な一発とセーフティーバントなどの小技も兼ね備えていた。
 
 派手さはないが、チームプレー重視の姿、堅実な仕事ぶりは、まさに職人と言ってもよい活躍ぶりだろう。阪神の助っ人野手としても、5本の指に入る一人であった。

 

 
【了】

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