移籍しても止まらない!複数球団で輝き続けた最強助っ人6人。NPBで名を馳せた強打者たち
2025/08/16 NEW
産経新聞社
タイロン・ウッズ
投打:右投右打
身長/体重:185cm/102kg
生年月日:1969年8月19日
経歴:エルナンド高 – 米マイナー – 韓国・OB – 韓国・斗山
豪快な一発でファンを沸かせたタイロン・ウッズは、横浜ベイスターズ(現:横浜DeNAベイスターズ)と中日ドラゴンズの2球団で活躍した。
横浜に所属した2003年に40本塁打、2004年には45本塁打を記録し、2年連続で本塁打王を獲得。翌2005年からは、中日へ活躍の場を移した。
同年は10試合の出場停止期間があったものの、135試合で打率.306、38本塁打、103打点を記録し、期待を裏切らない成績を残した。
移籍2年目の2006年には144試合に出場して、打率.310、47本塁打、144打点の成績で、本塁打王と打点王の二冠を獲得。同年の144打点は、現在でもNPB歴代6位の記録だ。
優勝マジック1として迎えた10月10日の読売ジャイアンツ戦では、4回表に46号3ラン、同点で迎えた12回表に47号満塁弾の計7打点で、リーグ優勝を決定づけた。
以降、2008年まで中日に在籍。NPB通算824試合の出場で、打率.289、240本塁打、616打点の成績を残した。
軽く打っているのにどこまでも飛んでいく場外弾は、とにかく衝撃的だった。2007年には、121の四球を選んだことも特筆すべきだろう。