石井琢朗コーチが見出すDeNA高卒ルーキーのポテンシャル。田内真翔は「普通の高校ならプロになれなかった」【コラム】
2025/08/15 NEW
【写真:編集部】

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JERA クライマックスシリーズ進出をかけて日々熱戦が繰り広げられる中、横浜DeNAベイスターズの2軍の拠点「DOCK OF BAYSTARS YOKOSUKA」では若手選手が1軍での活躍を夢見て研鑽を積んでいる。第2回は期待の高卒ルーキー田内真翔に話を訊いた。(取材・文:石塚隆)【取材日:8月7日】
プロフィール:田内真翔(たない・まなと)
生年月日:2007年3月6日(18歳)
身長/体重:177cm/79kg
出身:広島県福山市
広島県福山市出身で、おかやま山陽高では2年夏に甲子園に出場し、ベスト8入りに貢献。翌2024年のドラフト会議で横浜DeNAベイスターズから5位指名を受ける。プロ1年目の今季は1軍出場はないが、フレッシュオールスターゲームに出場している。
フレッシュオールスターで受けた刺激
ルーキーイヤー今季、田内真翔にとって思い出深いことの一つに、横浜DeNAベイスターズ代表として『レクザム フレッシュオールスターゲーム2025』に出場したことが挙げられる。
田内は、イースタン・リーグ選抜の2番・サードでスタメン出場。1回表の第1打席でセンター前ヒットを放ち、その後の得点に繋がるチャンスメイクの役割を果たした。晴れやかな舞台、どんな印象を抱いたのだろうか。
「楽しかったですね。いつも対戦しているチームの方々と一緒に戦うことができましたし、ベンチで横になった西武の佐藤(太陽)選手にいろいろ話を聞いたり、有意義な時間を過ごすことができました」
嬉しそうな様子で田内は言った。
さてDeNA期待の若きインフィールダーであるが、そのポテンシャルは指導者から見ていかほどのものなのか。田内について石井琢朗野手コーチは次のように教えてくれた。