「“レオのガリバー”から目が離せない!」西武・村田怜音が継ぐホームラン王の系譜。「チームの象徴となる日は近づいている」【コラム】
2025/08/12 NEW
産経新聞社
皇學館大初のプロ野球選手に
三重県出身の24歳は、8月4日に誕生日を迎えたばかりだ。相可高校から皇學館大学を経て、2024年ドラフト6位で埼玉西武ライオンズに入団。皇學館大初のプロ野球選手となった。
ルーキーイヤーの昨季は左膝後十字靭帯損傷の影響で出場4試合。それでも、同年5月にはプロ初安打・初打点を記録し、昨季91敗のチームで数少ないインパクトを残した。
怪我からの復帰は容易ではなかった。同世代の武内夏暉らが一軍で結果を残す中、焦りと葛藤が交錯する日々。シーズン中のほとんどをリハビリに費やした。それでも黙々と準備を続けた。
昨オフ、台湾で行われたウインターリーグにNPBホワイトとして出場。勝ちパターンの一角を担う山田陽翔らと共に汗を流した。ウインターリーグでは、打率.260、出塁率.351を記録。異国の投手との対戦を通じて選球眼を磨き、飛躍のきっかけを掴む充実のオフを送った。