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【野球人の言霊12】エリートとは対極の野球人生、広島・黒田博樹の信念

今や日米を代表するプロ野球選手となった黒田博樹。しかし、エリートとは対極の野球人生だった。

2016/09/11

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「自信とは何か?」

「簡単なことでつくような自信はちょっとしたことでなくなってしまう。すぐ自信がつくのは、それは慢心に近い」(広島・黒田博樹) 

 

 2009年、黒田博樹選手がロサンゼルス・ドジャースに所属していた頃に聞いた言葉だ。メジャーに挑戦し帰国した際のインタビューで、初めての完封勝利のことについて「自信は付いたか?」と尋ねたところ、黒田はそう答えたのだった。

 

 黒田は野球を始めた当初から有名だったわけではない。
 いわゆる「エリート」ではなく、むしろ対極にいた選手だった。

 

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