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期待通りの大活躍…阪神、今世紀最強ドラ1選手(4)熟考の末に”阪神残留”

2025/06/05

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産経新聞社



鳥谷敬、大山悠輔

プロ野球 最新情報(最新ニュース)

 プロ野球の世界では、ドラフト1位入団の選手には特に大きな期待が寄せられる。中には実力を発揮できないまま戦力外となる選手もいるが、プレッシャーを乗り越えて球界を代表する選手となった例も多い。今回は、阪神タイガースからドラフト1位指名を受け、チームの中心となった選手を紹介する。

 
 

 

大山悠輔

阪神・大山悠輔
出身:茨城県
投打:右投右打
身長/体重:181cm/92kg
生年月日:1994年12月19日
ドラフト:2016年ドラフト1位
 
 昨オフはFA権を行使し他球団移籍も選択肢にあった中、阪神タイガース残留を決断したのが2016年ドラフト1位の大山悠輔である。
 
 つくば秀英高校時代は高校通算23本塁打に加えて、投げては最速143km/hを記録するなど、高い野球センスを誇っていた大山。
 

 
 田中正義(現:日本ハム)や柳裕也(現:中日)といった投手豊作と言われた2016年年のドラフト会議で、阪神は大山を1位指名。
 
 ルーキーイヤーから一軍で経験を重ねた大山。2019年には全143試合に出場して打率.258、14本塁打、76打点をマークするなど、不動のレギュラーとなった。
 
 2023年は全143試合に出場し、打率.288、19本塁打、78打点、出塁率.403をマーク。最高出塁率のタイトルに輝き、チームのリーグ優勝、日本一の原動力に。昨季は数字は落としたが、主軸打者として変わらぬ存在感を放った。
 
 そして昨オフ、国内FA権を行使したが、熟考の末に阪神残留を決断。今季は藤川球児新監督の下、日本一奪還を目指す。

 

 
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