期待通りの大活躍…巨人、今世紀最強ドラ1の現役選手(6)最強守護神がセットアッパーに
2025/06/18
産経新聞社

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プロ野球の世界では、ドラフト1位入団の選手には特に大きな期待が寄せられる。中には実力を発揮できないまま戦力外となる選手もいるが、プレッシャーを乗り越えて球界を代表する選手となった例も多い。今回は、読売ジャイアンツからドラフト1位指名を受け、チームの中心となった現役選手を紹介する。
大勢
投打:右投右打
身長/体重:183センチ/90キロ
生年月日:1999年6月29日
経歴:西脇工 – 関西国際大
ドラフト:2021年ドラフト1位
2021年ドラフト1位で読売ジャイアンツに入団した大勢。巨人ブルペン陣に欠かせない存在であることは間違いない。
ルーキーイヤーの開幕戦からプロ初登板初セーブを記録すると、年間を通して守護神として躍動。同年は57試合に登板して1勝3敗、37セーブ、8ホールド、防御率2.05の好成績で新人王に輝いた。
2023年は第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場し、4試合の登板で無失点ピッチングを披露。侍ジャパンの世界一に貢献した。
しかし、同年のシーズンでは同大会の影響もあり、コンディションが整わず、27試合の登板で防御率4.50と数字を落とした。
それでも、昨季は43試合の登板で1勝2敗29セーブ、防御率0.88と圧巻の成績を残し、ルーキーイヤーから3年連続の2桁セーブを達成。
今季は中日ドラゴンズで守護神を努めていたライデル・マルティネスが加入し、セットアッパーに配置転換。球界でも屈指の「勝利の方程式」の一角として他球団には脅威の存在になっている。
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