高卒1年目で”即戦力”…新人離れの成績残した歴代野手(5)規格外…いきなり3割30本
2025/06/16 NEW
産経新聞社

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開幕から熱い戦いを繰り広げている今シーズンのプロ野球。今季も多くの球団で新人選手が戦力となっており、一軍の舞台で存在感を示している選手が多数存在する。そこで今回は、高卒1年目に圧倒的な活躍を見せた選手6人を紹介する。<野手編>
清原和博
1年目成績:126試合、打率.304、123安打、31本塁打、78打点、6盗塁
PL学園では1年生時から4番を打つ。甲子園は5回出場し、優勝と準優勝を2度ずつ経験した。甲子園では当時の大会新記録となる、1大会5本塁打を記録。同級生の桑田真澄とKKコンビと呼ばれ、歴代屈指の注目と人気を集めた。ドラフトでは6球団から指名を受け、抽選を経て西武ライオンズに入団した。
ルーキーイヤーの1986年には開幕2戦目でプロ初出場し、本塁打も記録した。徐々にスタメンとして出場機会を得ると、5月下旬には5番を任せられる。前半戦は打率.252、11本塁打を記録し、オールスターにもファン投票1位で選出される。後半戦はペースをあげ、20本塁打を放つ。高卒新人初となる月間MVPを9月には獲得する活躍だった。
打率、本塁打、打点に加え、この年に放った236塁打はプロ野球における高卒新人記録。新人選手の2桁本塁打は27年ぶりの事で、文句なしの新人王選出となった。またこの年、日本シリーズでは優秀選手賞を獲得し、大舞台でも力を発揮した。
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