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まさかの“不協和音”…?チーム内で内紛が騒がれた大物(6)中日レジェンド同士が“衝突”

2025/06/20

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産経新聞社



阪神時代の能見篤史(左)と中日時代の井端弘和

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 プロ野球の世界では、日本一達成を目指して毎シーズン熱戦が繰り広げられる。各チームが一致団結して勝利を目指す一方で、真剣勝負だからこそ同僚との間で軋轢が生じることも少なからず存在する。そこで今回は、同じチーム内で内紛が騒がれてしまったケースを取り上げたい。

井端弘和・高木守道

(左から)中日・井端弘和、高木守道監督

  
 中日ドラゴンズの中心選手として活躍した井端弘和。当時監督を務めていた高木守道との内紛は、チームの雰囲気を象徴する出来事だったといえるだろう。
 
 井端は亜細亜大を卒業後、1997年ドラフトで中日から5位指名を受け入団。2001年から遊撃のレギュラーに定着し、二遊間を組んだ荒木雅博との「アライバ」コンビは他球団の大きな脅威となっていた。
 
 一方の高木も「ミスタードラゴンズ」の異名でファンからの人気も高かった。2012年には名将・落合博満の後を継ぎ、チームの指揮官に就任した。
 

 
 しかし、高木監督就任2年目の2013年5月15日の日本ハム戦、センター前ヒットを許した場面で中継に入らなかった井端の守備に、高木が激怒。一方の井端も帽子を投げ捨てるようにベンチから去り、高木も後を追うようにベンチを去ったのだ。
 
 この様子はテレビで中継され、その関係性が心配された。ただ、その後は井端が謝罪。高木もこれを快く受け入れたようだ。

 

 
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【了】

 



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