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まさかの“不協和音”…?チーム内で内紛が騒がれた大物(5)DeNAで2度の“懲罰降格”

2025/06/13 NEW

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産経新聞社



(左から)大野雄大、能見篤史、岩隈久志

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 プロ野球の世界では、日本一達成を目指して毎シーズン熱戦が繰り広げられる。各チームが一致団結して勝利を目指す一方で、真剣勝負だからこそ同僚との間で軋轢が生じることも少なからず存在する。そこで今回は、同じチーム内で内紛が騒がれてしまったケースを取り上げたい。

中村紀洋・中畑清

(左から)DeNA・中村紀洋、中畑清監督

  
 実績十分な中村紀洋の行動に対し、厳しい姿勢で対応したのが、当時の横浜DeNAベイスターズの監督である中畑清だった。
 
 中村は高校通算35本塁打の実績を引っ提げ、1991年ドラフトで近鉄バファローズから4位指名を受け入団。入団4年目から頭角を現すと、2001年は打率.320、46本塁打、132打点と大活躍。
 
 その後は中日ドラゴンズや東北楽天ゴールデンイーグルスでのプレーを経て、2012年からDeNAに入団した。また、同年に中畑が指揮官に就任。チームの変革期を迎えていた。
 

 
 しかし、2012年8月15日の阪神戦で中村は、ランナーとして出塁した内村賢介が盗塁を企図したことに激怒。采配批判ともいえる発言に対して、中畑は中村の二軍降格を決めた。
 
 そこから2年が経過した2014年、再び中畑の逆鱗に触れる発言をして二軍送りに。同年は最後まで一軍復帰は果たせなかった。

 

 
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【了】

 



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