高校時代の“盟友“に…プロ野球で再会した元チームメイト6組。かつて共闘した同期選手たち
2025/05/25
産経新聞社
今井達也・入江大生
作新学院高で、夏の甲子園の頂点に輝いた今井達也と入江大生。今井は高校卒業後、入江は大学を経て、ともにドラフト1位でプロ入りを果たした。
両者は3年夏の甲子園で優勝を経験。特に同大会で彗星の如く現れた今井は、エースとして優勝の立役者となり、プロから熱視線を浴びる存在に。2016年ドラフト会議では埼玉西武ライオンズから1位指名を受け、プロへの切符を手にした。
入江も高校から投手を務めていたが、3年夏の甲子園では主に一塁を守った。同大会では4番打者として全5試合の出場で打率.368、3本塁打、6打点と打者としても非凡な能力を発揮。卒業後は明治大に進んだ。
大学では投手に専念し、1年春から東京六大学リーグで登板した。主にリリーフを務め、3年秋には8試合の登板で防御率0.82をマーク。迎えた2020年ドラフト会議で、横浜DeNAベイスターズから1位指名を受けてプロ入りした。
今井はプロ1年目から15試合に登板して5勝をマーク。2023年、24年は2年連続で10勝を挙げた。今季も抜群の安定感を見せており、投手陣を牽引している。
入江は力強いストレートとフォークを武器に、プロ2年目には57試合に登板して5勝1敗11ホールド、防御率3.00と飛躍。昨季は右肩のクリーニング手術もあって一軍登板なしに終わったが、今季はクローザーとして復活を遂げている。
今や、チームに欠かせない存在となった今井と入江。互いに刺激しあい、さらなる成長を見せてほしい。