大谷翔平選手をはじめとした日本人メジャーリーガーを中心にメジャーリーグ・日本プロ野球はもちろん、社会人・大学・高校野球まで幅広いカテゴリーの情報を、多角的な視点で発信する野球専門メディアです。世界的に注目されている情報を数多く発信しています。ベースボールチャンネル



岡田監督には“不評”…?阪神、2024年シーズンに早くも苦言を呈された選手5人

2024/03/11

text By

photo

産経新聞社



井上広大

阪神・井上広大
・投打:右投右打
・身長/体重:189cm/100kg
・生年月日:2001年8月12日
・経歴:履正社高
・ドラフト:2019年ドラフト2位
 
 今季で高卒5年目を迎え、勝負のシーズンとなる井上広大。岡田彰布監督からハッパをかけられているが、ここまで目立つ結果を残せていない。
 
 履正社高時代には4番打者として打線を牽引し、3年夏の甲子園を制覇。高校通算49本塁打の実績も高く評価され、2019年ドラフト2位で阪神タイガースの一員となった。
 

 
 高卒1年目は二軍の4番打者に抜擢され、69試合出場で打率.226、9本塁打、36打点をマーク。シーズン終盤には一軍デビューを果たし、プロ初安打・初打点を記録した。
 
 翌2021年は二軍で68試合出場し、打率.267、9本塁打、50打点の成績でウエスタン・リーグの打点王を獲得。2022年はウエスタン・リーグの最多安打(96本)に輝いた。
 
 しかし、一軍では出番を増やせず。昨季は13試合の一軍出場で打率.229、ノーアーチに終わるなど苦しんでいる。
 
 そんな中、指揮官からも大きな期待をかけられ、今春キャンプでは一軍メンバーに名を連ねたが、実戦ではアピール不足と言及されていた。
 
 それでも、3月6日に行われた楽天とのオープン戦では、マルチ安打を記録した。一軍定着に向けて、結果を出し続けていくしかない。

 

 

 
【了】

1 2 3 4 5