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“過小評価”では…?悲しいほど不当に評価が低い選手(4)”無冠のエース”といえば

2024/04/12

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産経新聞社



(左から)中日・祖父江大輔、巨人・大城卓三、ヤクルト・小川泰弘

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 プロ野球の世界には、過小評価されやすい選手が存在する。タイトル受賞歴は乏しいが、トップクラスの実績を残している選手、中継ぎ投手や捕手といった評価の難しいポジションを務める選手など、その要因は多岐にわたる。ここでは、過小評価との声も多い現役選手を紹介したい。

 

 

髙橋光成(埼玉西武ライオンズ)

西武・髙橋光成
・投打:右投右打
・身長/体重:190cm/105kg
・生年月日:1997年2月3日
・経歴:前橋育英高
・ドラフト:2014年ドラフト1位

  
 個人タイトルの受賞歴や日本代表トップチームへの選出経験こそないが、球界屈指の成績を残しているのが髙橋光成だ。
 
 前橋育英高時代には、2年時に夏の甲子園を制覇。世代屈指の評価を得て、2014年ドラフト1位指名で埼玉西武ライオンズの一員となった。
 

 
 ルーキーイヤーから5勝2敗、防御率3.07と高卒新人らしからぬ数字をマーク。その後は苦しんだ時期もあったが、2019年に初の2桁勝利を挙げ、先発ローテーションに定着した。
 
 2022年には26試合(175回2/3)を投げ、12勝8敗、防御率2.20の好成績をマーク。
 
 さらに、翌2023年は23試合登板で10勝8敗、リーグトップの4完投、防御率2.21。防御率は山本由伸(現:ドジャース)に次ぐリーグ2位となった。
 
 投手タイトルには恵まれないが、3年連続で2桁勝利を挙げるなど、パ・リーグを代表する投手の1人に。今季は圧倒的な成績を残し、目標に掲げているメジャーリーグへの挑戦権を得たい。

 

 
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【了】