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驚き?当然?2023年オフに大減俸となった大物6人。大幅な年俸ダウンを受け入れた選手たち

2024/01/08

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産経新聞社



巨人・小林誠司(左)と秋山拓巳

プロ野球 最新情報(最新ニュース)

 プロ野球のオフシーズンでは、毎年のように契約更改が話題となる。その年に活躍を見せた選手が年俸アップを勝ち取る一方で、成績が低迷した選手の場合、大幅な年俸ダウンとなるケースも少なくない。そこで今回は、2023年オフに大減俸を受け入れた大物を取り上げたい。

 

 

小林誠司

巨人・小林誠司
投打:右投右打
身長/体重:178cm/86kg
生年月日:1989年6月7日
経歴:広陵高 – 同志社大 – 日本生命
ドラフト:2013年ドラフト1位
 
 節目のプロ10年目となった2023年、存在感を示せなかった選手が小林誠司である。
 
 広陵高校では夏の甲子園準優勝を果たし、卒業後は同志社大学、社会人野球の日本生命でプレー。特に守備面を高く評価され、ドラフト1位で読売ジャイアンツへ入団した。
 

 
 バッティングで苦しむ面もありながら、持ち前の守備でアピールを続け、2016年は129試合に出場。リーグトップとなる盗塁阻止率.356を記録するなど、正捕手格として強肩ぶりを存分に発揮した。
 
 一方で、課題のバッティングが向上しないシーズンが続き、2020年から出場機会が大幅に減少。
 
 「打てる捕手」として頭角を現した大城卓三にポジションを奪われる形となり、2023年はわずか21試合出場に。減額制限を遥かに超える70%ダウンで契約更改を終えた。なんとしても2024年シーズンはポジションを奪い取り、復活の1年にしたい。

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