大谷翔平選手をはじめとした日本人メジャーリーガーを中心にメジャーリーグ・日本プロ野球はもちろん、社会人・大学・高校野球まで幅広いカテゴリーの情報を、多角的な視点で発信する野球専門メディアです。世界的に注目されている情報を数多く発信しています。ベースボールチャンネル



チームによっては主力級? 阪神の2023年現役ドラフト注目選手6人。出場機会を求める選手たち

2023/12/06

text By

photo

産経新聞社



馬場皐輔


投打:右投右打
身長/体重:180cm/97kg
生年月日:1995年5月18日
経歴:仙台育英高 – 仙台大
ドラフト:2017年ドラフト1位
 
 盤石なリリーフ陣の中で、今季は登板数を伸ばせなかった馬場皐輔。現役ドラフトの候補にもなりうる存在である。
 
 仙台育英高校から仙台大学に進んだ馬場は、リーグ戦で1年春から活躍。いきなり優勝に貢献すると、2年時からは先発に転向。高い奪三振率もスカウトから評価され、ドラフト1位で阪神タイガースに入団した。
 

 
 しかし、入団から2年間は結果を残せずにいたため、2020年よりリリーフに挑戦。登板機会を大幅に増やすことに成功し、同年は32試合登板で防御率2.08と飛躍のシーズンを過ごした。
 
 2021年にも44試合に登板し、3勝10ホールド・防御率3.80の成績を残して中継ぎ陣の一角として活躍。しかし、昨季は7試合の登板にとどまる悔しいシーズンとなった。
 
 今季も開幕から出遅れ、シーズン途中に一軍昇格となったが、19試合の登板にとどまった。一方で、防御率2.45と安定感を発揮し、ドラ1右腕としての片鱗をのぞかせた。現役ドラフトの対象となれば、注目の存在となるだろう。

1 2 3 4 5 6