【結果速報】野球日本代表侍ジャパン、韓国に劇的サヨナラ勝ちで大会2連覇達成！ 全勝優勝でアジアの頂点に
2023/11/19
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アジチャン2023 野球日本代表侍ジャパン最新情報
「アジアプロ野球チャンピオンシップ2023」が19日、大会最終日を開催。野球日本代表「侍ジャパン」は、決勝戦で韓国代表と対戦。延長タイブレークの末、4-3でサヨナラ勝ちをおさめ、全勝優勝で大会2連覇を飾った。
侍ジャパンの先発は、オーバーエイジ（OA）枠で選出された今井達也（西武）。最速159キロを誇る剛腕は、初回を無難に立ち上がると、次イニングは得点圏に走者を背負うも、持ち味の速球で抑え込んだ。
しかし3回、無死から四球とも味方のエラーでピンチを招くと、1死後に韓国の4番ノ・シファンに2点適時二塁打を許し、先制点を献上した。
一方の打線は、序盤から再三のチャンスを作るも決定打を出せず。やや重い空気が漂っていた中、主砲が反撃の狼煙を上げる。5回、2死から4番・牧秀悟（DeNA）が真ん中付近の変化球を強振。レフトスタンドへのソロ本塁打を放ち、1点差に詰め寄った。
さらに6回、韓国の2番手チェ・スンヨンの代わり端をとられる。先頭の6番・万波中正（日本ハム）が一塁線を破る二塁打でチャンスメイクすると、犠打で走者を三塁へ。8番・佐藤輝明（阪神）は犠飛を打ち上げ、試合を振り出しに戻した。
守備では、最年少の若き左腕がマウンドで躍動する。5回から2番手で登板したのは、弱冠20歳の根本悠楓（日本ハム）。根本は3者連続三振を奪うなど、2イニング続けて三者凡退。7回は1死二塁のピンチも動じず、3回無失点と素晴らしい投球を見せた。
その後、8回を桐敷拓馬（阪神）、9回をクローザーの田口麗斗（ヤクルト）が抑えたが、打線も得点は奪えず。同点のまま9回の攻防を終え、タイブレーク制（無死一、二塁から継続打順で開始）が適用される延長戦に突入した。
10回、マウンドには吉村貢司郎（ヤクルト）が上がった。吉村は、先頭打者を注文通りの遊併殺打。続く3番ユン・ドンヒにはセンター前へ運ばれ1点を失ったが、続くピンチは凌ぎ、最少失点で切り抜けた。
迎えた10回裏、先頭の代打・古賀悠斗（西武）が見事に犠打を成功すると、4番・牧は申告敬遠で1死満塁。まずは5番・坂倉の犠飛で追いつき、6番・万波も敬遠で再びすべての塁を埋めると、最後は7番・門脇誠（巨人）が三遊間を破る殊勲打。劇的勝利でアジアの頂点に立った。