大谷翔平選手をはじめとした日本人メジャーリーガーを中心にメジャーリーグ・日本プロ野球はもちろん、社会人・大学・高校野球まで幅広いカテゴリーの情報を、多角的な視点で発信する野球専門メディアです。世界的に注目されている情報を数多く発信しています。ベースボールチャンネル



去就はどうなる? プロ野球、今オフにFA宣言を決断した6人。FA権を行使した一流選手たち

2023/11/17

text By

photo

産経新聞社



石田健大


・投打:左投左打
・身長/体重:180cm/85kg
・生年月日:1993年3月1日
・経歴:広島工 – 法政大
・ドラフト:2014年ドラフト2位
 
 先発、救援とあらゆる役割で長らくチームを支えてきた石田健大。今オフ、FA権を行使する決断を下した。
 
 法政大から2014年ドラフト2位で横浜DeNAベイスターズに入団。ルーキーイヤーから一軍のマウンドを経験すると、翌2016年には規定投球回をクリアし、9勝4敗、防御率3.12の好成績を残した。
 

 
 その後は不振や故障で成績を落とし、中継ぎに転向。それでも、2020年には50試合に登板し、26ホールドポイント(1勝25ホールド)、防御率2.53と優秀な数字を残した。2022年から再び先発に戻ると、同年は7勝を記録。
 
 今季は開幕投手を務めると、ローテーションの一角として23試合(118回)を投じて4勝9敗、防御率3.97とまずまずの結果を残した。
 
 オフには熟考の末、国内FA権の行使を決断。先発、救援をこなす貴重なサウスポーだけに、争奪戦が予想される。一方で残留の可能性も残しており、DeNAは今永昇太のメジャー挑戦も控えているだけに、是が非でも引き留めたいだろう。

1 2 3 4 5 6