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まさかの指名漏れ…無念のドラフト会議を経験した有力候補6人。プロの壁に阻まれた歴代選手たち

2023/10/27

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産経新聞社



栗林良吏

名城大・栗林良吏
出身:愛知県
投打:右投右打
身長/体重:178cm/85kg
生年月日:1996年7月9日
ドラフト:2020年ドラフト1位
 
 2023年シーズンは苦しむ時期があったものの、広島東洋カープの守護神として活躍する選手が栗林良吏だ。
 
 愛知黎明高校では、2年秋に投手へ転向。名城大に入学すると、1年春からリーグ戦に登板。3年春にはノーヒットノーランを達成した。大学通算32勝を記録し、プロ志望届を提出した。
 

 
 ただ、上位指名以外では社会人に進むことを名言していたこともあり、12球団からの指名はなし。社会人野球の強豪・トヨタ自動車への入社が決まった。
 
 トヨタ自動車でも入社1年目から実戦経験を重ね、社会人No.1右腕と呼ばれるほどになった栗林。広島にドラフト1位入団を果たすと、1年目からクローザーとして君臨。53試合登板で防御率0.86という圧巻の成績をマークした。
 
 今季はWBC出場(東京ラウンド後に離脱)の影響もあり、一時は二軍降格も経験したが、守護神の座を奪還し、チームの上位進出に大きく貢献した。

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