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短期決戦の鬼!CSでMVPを受賞した選手5人。チームを勝利へ導いた立役者たち

2023/10/13

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産経新聞社



(左から)石井義人、和田一浩、呉昇桓

プロ野球 最新情報(最新ニュース)

 プロ野球はレギュラーシーズンが終了し、まもなくCS(クライマックスシリーズ)の開幕を迎える。2007年から始まった同シリーズの歴史を振り返ると、短期決戦で無類の勝負強さを発揮し、チームを日本シリーズに導いた選手がいた。今回は、これまでにCSでMVPを受賞した選手を5人紹介する。

 

 

和田一浩(2010)

中日・和田一浩
出身:岐阜県
投打:右投右打
身長/体重:182cm/90kg
生年月日:1972年6月19日
ドラフト:1996年ドラフト4位

 
 埼玉西武ライオンズ、中日ドラゴンズの両球団で活躍し、通算2000本安打も達成している和田一浩は、2010年のCSでMVPを受賞した。
 
 岐阜県出身の和田。県立岐阜商業高校時代に突出した活躍はできなかったが、東北福祉大学では日本代表に選ばれる活躍を見せ、社会人野球の神戸製鋼でプレーしたのち西武に入団する。
 

 
 強打の捕手として期待され入団した和田だが、当時は伊東勤がスタメンマスクを被っていたため、出場機会をなかなか得られず。しかし、2002年から外野手に専念すると、転向初年度に打率.319と大活躍。2003年は打率.346というハイアベレージを残した。
 
 2008年、FA権を行使し中日に移籍。新天地でも打率3割以上をマークする活躍で、中軸の役割を果たした。
 
 2010年には打率.339・37本塁打・93打点でチーム三冠の成績を上げ、シーズンMVPを受賞。同年のCSでは巨人とのファイナルシリーズ第4戦の9回、日本シリーズ進出を決めるサヨナラタイムリーを放ち、シリーズMVPに輝いた。

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