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甲子園未出場の現役スター選手6人。”聖地”とは無縁もプロ野球の舞台で輝く天才たち

2023/08/06

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産経新聞社、Getty Images



(左から)ロッテ・佐々木朗希、ソフトバンク・柳田悠岐、オリックス・山本由伸

高校野球 夏の甲子園 最新情報

 第105回全国高等学校野球選手権記念大会が、8月6日に開幕。夏・王者をかけた熱戦が繰り広げられている。甲子園で活躍した選手から多くのプロ野球選手が輩出される一方で、聖地には立てなかった選手も数多くいる。そこで今回は、甲子園には出場できなかったものの、プロの世界で躍動する一流選手を6人紹介する。

 

 

佐々木朗希(ロッテ)

出身:岩手県
投打:右投右打
身長/体重:192cm/92kg
生年月日:2001年11月3日
ドラフト:2019年ドラフト1位
 
 今や日本球界を代表する選手となった千葉ロッテマリーンズの佐々木朗希。佐々木の最後の夏は、予想だにしない形で注目を集めた。
 
 中学時代からその才能を見せつけていた佐々木は、岩手県外ではなく大船渡高校に進学。高校2年生になると157km/hを記録するまでに成長し、もはや手が付けられない存在になっていた。
 

 
 迎えた高校最後の夏、佐々木は160km/h超えの直球を武器に打者を圧倒。岩手県大会の決勝まで勝ち進んだ。
 
 しかし、花巻東との決勝戦では登板せず。故障予防を優先した監督の判断だったが、この判断が波紋を呼んだことは記憶に新しい。
 
 とはいえ、プロ入り後も順調に成長を続け、メジャーリーグからも注目を集めている佐々木。断言できるものではないが、あの夏の登板回避は結果的に正しかったのかもしれない。

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