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巻き返しなるか…プロ野球、開幕から遅れを取った大物野手5人。打撃不振に苦しむ一流打者たち

2023/04/29

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産経新聞社



村上宗隆


出身:熊本県
投打:右投左打
身長/体重:188cm/97kg
生年月日:2000年2月2日
ドラフト:2017年ドラフト1位
 
 昨季は令和初の三冠王に輝き、球界随一の打者として君臨する村上宗隆も、今季は開幕から苦戦している一人だ。
 
 九州学院時代から圧倒的な長打力を誇り、高校通算52本塁打とアーチを量産。外れ1位ではありながら3球団競合の末、ヤクルトに入団した。
 

 
 高卒2年目の段階で全試合出場を果たすと、打率.231ながら36本塁打を放ち新人王を受賞。チームに欠かせない存在になり、2021年には本塁打王(39本)のタイトルを獲得した。
 
 そして昨季は、打率.318、日本人シーズン最多の56本塁打、134打点と大暴れし、三冠王に輝くと、第5回WBCではメキシコとの準決勝で劇的サヨナラ打、決勝・アメリカ戦でも同点弾を放ち、世界一に貢献した。
 
 今シーズンは開幕直後こそまずまずの調子だったが、4月下旬に入って成績が急降下。なかでも三振が多く、昨季は141試合で128三振だったが、今季は28日時点で22試合を戦い、35三振。シーズン最多三振ペースとなっており、「村神様」の復調が待たれている。

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