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日本球界復帰はある? 去就注目のメジャーリーガー5人(2)通算100投球回&100Kも…

2022/12/04

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プロ野球 最新情報(最新ニュース)

 NPBで目覚ましい実績を残したあと、自身の可能性を試すべく海を渡る挑戦者は多い。一方でハイレベルなMLBでは日本で圧倒していた選手でも思うような活躍を見せられないケースが後を絶たない。そこで今回は、MLB挑戦も、今後日本球界復帰が考えられる選手5人を紹介する。

 

 

澤村拓一


投打:右投右打
身長/体重:184cm/102kg
生年月日:1988年4月3日
ドラフト:2010年ドラフト1位
 
 澤村は中央大から2011年に巨人へ入団。プロ1年目から先発投手として主に2年連続2桁勝利を記録するなど、主戦投手として活躍する。2015年シーズンからはリリーフに正式転向し、2年連続60試合に登板するなど、持ち前のタフネスさを存分に発揮。2016年には37セーブをあげセーブ王に輝いた。
 
 その後、故障もあり不振にあえいだが、2020年9月にロッテにトレードで移籍すると心機一転。勝利の方程式の一角として剛腕を振るい華々しい復活を遂げた。ロッテではシーズン途中での加入だったにもかかわらず、22試合に登板し防御率1.71、13ホールドを記録。シーズンオフに海外FA権を行使し、ボストン・レッドソックスに入団した。
 
 メジャー1年目となる2021年は救援投手として55試合に登板し、防御率3.06、5勝、10ホールドをマーク。ポストシーズンでも3試合で登板するなど活躍を見せた。今シーズンは大リーグ通算100試合登板と通算100奪三振を達成。49試合に登板、防御率3.73も8月末にメジャー出場の前提となる40人枠から外れた。
 

 
 その後他球団とのメジャー契約を希望し、レッドソックスを自由契約になった。今後の動向について、3年ぶりの日本球界復帰も期待される。