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高卒スラッガーは大成する?プロ野球、高校通算本塁打ランキング第10位(2)覚醒間近のドラ1

2022/10/23

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産経新聞社



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 2022年プロ野球ドラフト会議が10月20日に開催され、高校通算68本塁打の浅野翔吾(高松商)は、ドラフト1位で2球団が競合。読売ジャイアンツが交渉権を獲得した。また、2023年ドラフト候補の佐々木麟太郎(花巻東)は、すでに90発に到達。最注目の高校生スラッガーとなっている。ここでは、現役プロ野球選手の高校通算ホームランランキングを紹介する。

 

 

10位タイ:安田尚憲(65本)


 
・出身地:大阪府
・投打:右投左打
・身長/体重:188㎝/95㎏
・生年月日:1999年4月15日
・経歴:履正社高
・ドラフト:2017年ドラフト1位
 
 高校通算65本塁打を誇る安田尚憲。履正社高時代は、清宮幸太郎(現・北海道日本ハムファイターズ)と並ぶスラッガーとして注目を集め、「東の清宮、西の安田」と称された。
 
 履正社高では、1年秋から主軸打者に抜擢された。2年夏の大阪府大会では4番に座り、2本塁打を放つなど打線を牽引。甲子園出場の原動力となった。3年春の甲子園では、打率.412(17打数7安打)、1本塁打の活躍で準優勝に大きく貢献。3年夏の甲子園出場は逃したが、U-18高校日本代表に選出され、国際大会でも結果を残した。
 

 
 2017年のドラフト会議では、外れ1位で3球団から指名を受け、抽選の末に千葉ロッテマリーンズ入り。高卒3年目の2020年に三塁のレギュラー格となり、2022年はシーズン終盤から4番に座り、打率.263、9本塁打と覚醒を予感させる数字を残した。