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まさかの指名に騒然…ドラフト会議で「強行指名」された5人(4)憧れの大打者の説得で…

2022/10/09

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産経新聞社



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 2022年のプロ野球ドラフト会議は「2022年 プロ野球ドラフト会議 supported by リポビタンD」として、2022年10月20日に実施される。ドラフト会議を巡っては、リスクを承知の上で強行指名に踏み切る事例もこれまでに発生した。 そこで今回は、ドラフト会議で強行指名された5人を紹介する。

 

 

城島健司


出身:長崎県
投打:右投右打
身長/体重:182cm/89kg
生年月日:1976年6月8日
ドラフト:1994年ドラフト1位
 

 高校時代から強打・強肩を誇り、プロでも大活躍した城島健司。城島の入団も、ダイエー(現:ソフトバンクホークス)の強行指名によるものだった。
 
 大分県の別府大附高校(現:明豊高校)出身で、高校通算で70本の本塁打を記録。中学時代は軟式野球で、硬式野球の経験すらなかった城島。甲子園の出場はなかったものの、大型捕手として進路が注目されていたが、城島本人は駒澤大学への進学を表明していた。にもかかわらず、ダイエーはドラフト前日に城島の1位指名を宣言したのである。
 
 宣言通りにダイエーが城島を1位で指名すると、1995年からダイエーの監督就任が決定していた王貞治が、城島の元へ直接訪問。王監督自ら説得に出向くと、城島はダイエーへの入団を決めた。
 

 
 入団の大きな決め手は、城島が王に対して憧れを持っていたことが挙げられる。実は、城島は中学時代に野球教室で王から直接指導を受けた経験があった。地元球団のダイエー、そして憧れの王からの説得は、城島の「大学進学」という意思を変えるほど大きな出来事だったと言えるだろう。