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【MLB】ジャイアンツ、前田獲得は見送り? 指揮官評価も、野手獲得へ方針転換

サンフランシスコ・ジャイアンツのボーチー監督は前田健太を高く評価していたが、争奪戦からの撤退が報じられた。その理由としてダイヤモンドバックスやドジャースなど地区のライバルの補強状況に関係してくる。目まぐるしく動くストーブリーグで前田撤退が報道されたジャイアンツが見せる次の一手に注目したい。

2015/12/11

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指揮官は前田を評価もチームの方向性に変化が

 サンフランシスコの地元紙『SFゲート』のジョン・シェイ氏が、ジャイアンツは前田健太獲得に興味を示しており、ポスティングに関わってくるだろうと報じたが、その後一転、前田健太の日本での成功と耐久力がメジャーに適応するか疑問が球団内で出てきたようだと、状況が変わった理由をあげている。

 もともと報じられていた記事では、田中将大やダルビッシュ有のような圧倒的な投球ではないものの、今、日本ではトップの投手と見られていると前田を紹介した上で、チームはすでにマディソン・バムガーナー、ジェフ・サマージャ、ジェイク・ピービー、マット・ケインを抱えるが、4月に28歳となる前田獲得が実現すれば、ローテーションの真ん中を任せることができると指摘。

 シェイ氏はFA市場に残るジョニー・クエトよりは安い、5年約6000万ドルの契約ぐらいになるのではと、関係者の声も紹介していた。

 そもそもボーチー監督が、「自分が何をしたいのかを理解している。ピッチングをわかっている。制球力は素晴らしい。マウンド上でとても落ち着いていて、とても自信に満ち溢れているように見える」とすでに前田の投球は確認済みで好印象を受けたとウィンター・ミーティング中に報道陣に応えたため、ジャイアンツもポスティングに参加するのではと予測されていた。

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