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日本ハム、稲葉篤紀氏のGM就任を発表「未来に向けてチームを作りあげていきたい」 現職のSCOも兼任へ

2021/10/28

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 北海道日本ハムファイターズは27日、稲葉篤紀スポーツ・コミュニティ・オフィサー(SCO)がゼネラルマネージャー(GM)に就任すると発表した。
 

 
 稲葉氏は、1995年にドラフト3位でヤクルトスワローズ(現東京ヤクルトスワローズ)に入団。2005年に日本ハムへ移籍すると、中心選手としてチームを牽引し、翌06年には球団初の日本一に貢献。12年には通算2000安打を達成するなど、数々の記録を残した。引退後は、球団のSCOとして地域社会や野球の普及活動に精力的に取り組む一方、2017年7月に野球日本代表「侍ジャパン」の監督に就任。2019年に開催された第2回WBSCプレミア12、今年開催された東京五輪でチームを世界一に導いた。

 同日に行われた就任会見で稲葉氏は、「編成の根幹に関わる大役を仰せつかり、大変光栄に思うと同時に、責任の重さに身が引き締まる思い」とコメント。また、2016年以来優勝から遠ざかるチームの再建を託され「現役生活20年間、侍の監督として4年間の経験とチームの方針であるスカウティングと育成を融合させて、未来に向けてチームを作りあげていきたい」と抱負を述べた。
 
 なお、稲葉氏は引き続きSCOも兼任。吉村浩前GM兼チーム統括本部長は、チーム統括本部長専任となる。
 
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