大谷翔平選手をはじめとした日本人メジャーリーガーを中心にメジャーリーグ・日本プロ野球はもちろん、社会人・大学・高校野球まで幅広いカテゴリーの情報を、多角的な視点で発信する野球専門メディアです。世界的に注目されている情報を数多く発信しています。ベースボールチャンネル



MLB高額年俸ランキング16〜20位 FA史上最高額契約、サイン盗み問題で渦中の“小さな巨人”も【2021年版】

2021/03/03

text By

photo

Getty Images



16位タイ ジャンカルロ・スタントン(ニューヨーク・ヤンキース)


 
2021年年俸:2900万ドル(約30億4500万円)
契約総額:3億2500万ドル(約341億2500万円)
契約年数:13年(2015〜27年)
順位変動:18位→16位タイ

 
 16位には2選手が並んだ。まずは2015年からマイアミ・マーリンズと13年総額3億2500万ドル(約341億2500万円)で契約したジャンカルロ・スタントン外野手。同契約は当時のメジャー史上最高額を更新し、17年オフにトレードでニューヨーク・ヤンキースへ移籍した。
 
 強靭な肉体から規格外の飛距離を生み出す大砲は、マーリンズ時代の14年に初の本塁打王を受賞。オフに大型契約を勝ち取ると、17年には打率.281、59本塁打、132打点、OPS.1.007(出塁率.376+長打率.631)の成績を残し、本塁打王と打点王、MVPに輝いた。移籍後は、1年目の18年こそ38本塁打、100打点をマークするなどシーズン通した活躍を見せたが、以降は相次ぐけがに苦しみ出場機会が激減。21年は万全の状態でフルシーズンを戦い抜きたい。
 
 通算成績は、1185試合出場、打率.268、312本塁打、796打点、42盗塁、OPS.905(出塁率.359+長打率.546)となっている。

【次ページ】16位タイ
1 2 3 4 5 6