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【MLB】日本人メジャーリーガー通算WARランキング6〜10位。ワールドシリーズMVP打者、“雑草魂”の世界一クローザーも

2021/11/30

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6位 前田健太


 
通算WAR 13.6
キャリアハイ 2.9(2016年)

 
 通算WAR13.6を記録している前田。キャリアハイはロサンゼルス・ドジャースに所属した2016年の2.9となっている。

 メジャーデビューとなった同年は約3割を占めた得意のスライダーとフォーシームを軸にした投球を展開。32試合(175回2/3)を投じて16勝11敗、179奪三振、防御率3.48をマークし、チームの地区優勝に大きく貢献した。
 
 17年以降も存在感を放ったが、途中まで先発を務め、終盤には大事な場面を任されるリリーフへと回るシーズンが続いた。すると19年オフに先発が補強ポイントとなっていたミネソタ・ツインズへ移籍。60試合制となった20年は先発として11試合(66回2/3)を投げ、6勝1敗、80奪三振、防御率2.70、メジャートップかつ歴代2位となるWHIP0.75をマークした。球種別の投球割合にも変化が見られ、スライダーが38.6%とさらに増加。空振り率の高いチェンジアップを29.4%で投じていた。

 
<1〜5位>
<11〜15位>
<16〜20位>

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