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筒香嘉智、ランディ・アロザレーナ…タンパベイ・レイズのポストシーズン戦績は? ワールドシリーズ初戦スタメンと主力選手紹介【MLBワールドシリーズ展望】

2020/10/21

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ワールドシリーズ初戦スタメンと主力野手紹介

1番・一塁 ヤンディ・ディアス
レギュラーシーズン成績 34試合、打率.307、35安打、2本塁打、11打点、OPS.814
ポストシーズン成績   8試合、打率.125、3安打、OPS.489
 
 レギュラーシーズンでは打率.307と結果を残したディアス。本職は三塁だが、チーム事情から主に一塁を守っている。ポストシーズンでは打率.125と本来の力を発揮できていないが、主に左投手の先発時にはスタメン起用されている。
 
2番・二塁 ブランドン・ロウ
レギュラーシーズン成績 56試合、打率.269、52安打、14本塁打、37打点、3盗塁、OPS.916
ポストシーズン成績   14試合、打率.115、6安打、1本塁打、2打点、OPS.366
 
 レギュラーシーズンではチーム最多の56試合に出場したロウ。ポストシーズンでは打撃不振に陥るなど苦しんでいるが、必要不可欠な戦力として復調が待たれている。
 
3番・DH ランディ・アロザレーナ
レギュラーシーズン成績 23試合、打率.281、18安打、7本塁打、11打点、4盗塁、OPS1.023
ポストシーズン成績   14試合、打率.382、21安打、7本塁打、10打点、OPS1.288
 
 ワールドシリーズ進出の立役者となったルーキーのアロザレーナ。ポストシーズン7本塁打は、ルーキー最多本塁打記録を更新する数字となっており、リーグチャンピオンシップシリーズではMVPに選出された。
 
4番・右翼 ハンター・レンフロー
レギュラーシーズン成績 42試合、打率.156、19安打、8本塁打、22打点、2盗塁、OPS.645
ポストシーズン成績   7試合、打率.200、3安打、1本塁打、6打点、OPS.667
 
 昨季33本塁打をマークし、今季レイズに加入したレンフロー。期待とは裏腹にレギュラーシーズンは打率.156と低迷した。ポストシーズンでは6打点を稼いでおり、ディアスと同じく主に左投手の先発時には主軸でスタメン起用されている。
 
5番・左翼 マニュエル・マーゴ
レギュラーシーズン成績 47試合、打率.269、39安打、1本塁打、11打点、12盗塁、OPS.679
ポストシーズン成績   13試合、打率.256、10安打、5本塁打、11打点、OPS.967
 
 レンフローと同じく今季レイズに加入したマーゴ。ポストシーズンでは5本塁打と存在感を放っている。特にディビジョンシリーズ第2戦では、5番起用に応える決勝3ラン、右翼守備ではピンチを脱するファインプレーと攻守に渡る活躍で、チームを勝利に導いた。
 
6番・三塁 ジョーイ・ウェンドル
レギュラーシーズン成績 50試合、打率.286、48安打、4本塁打、17打点、8盗塁、OPS.777
ポストシーズン成績   14試合、打率.225、9安打、2打点、1盗塁、OPS.520
 
 レギュラーシーズンでは打率.286と結果を残したウェンドル。ポストシーズンでは全試合に出場している。しかし本調子ではなく、途中出場の試合も増えている。
 
7番・遊撃 ウィリー・アダメス
レギュラーシーズン成績 54試合、打率.259、48安打、8本塁打、23打点、2盗塁、OPS.813
ポストシーズン成績   14試合、打率.132、5安打、3打点、1盗塁、OPS.549
 
 レイズ不動の遊撃手・アダメス。ポストシーズンでは全試合に出場するも打率.132と絶不調だが、代わりに遊撃で計算できる選手はおらず、早期の復調が待たれている。
 
8番・中堅 ケビン・キアマイアー
レギュラーシーズン成績 49試合、打率.217、30安打、3本塁打、22打点、8盗塁、OPS.683
ポストシーズン成績   12試合、打率.194、7安打、1本塁打、4打点、OPS.605
 
 中堅の名手・キアマイアー。守備では相変わらずの貢献度を見せているが、打撃面ではレギュラーシーズン、ポストシーズンともに苦しんでおり、攻守においてさらなる活躍を見せたい。
 
9番・捕手 マイク・ズニーノ
レギュラーシーズン成績 28試合、打率.147、11安打、4本塁打、10打点、OPS.598
ポストシーズン成績   13試合、打率.216、8安打、4本塁打、8打点、OPS.772
 
 ポストシーズン14試合中12試合でスタメンマスクを被っているズニーノ。守備面だけでなく、4本塁打と一発ある打撃でもチームに貢献している。
 
先発投手  タイラー・グラスノー
レギュラーシーズン成績 11試合(57回1/3)、5勝1敗、91奪三振、防御率4.08、WHIP1.13
ポストシーズン成績   4試合(19回1/3)、2勝1敗、25奪三振、防御率4.66、WHIP1.29
 
 ワールドシリーズ初戦の先発を任された右腕・グラスノー。ポストシーズンはここまで2勝1敗ながら、防御率4.66とやや精彩を欠いている。リリーフ陣が好調を維持しているだけに、いい形でバトンを繋ぎたい。
 
内野手   マイク・ブロッソー
レギュラーシーズン成績 36試合、打率.302、12安打、5本塁打、12打点、2盗塁、OPS.936
ポストシーズン成績   9試合、打率.222、4安打、1本塁打、1打点、OPS.689
 
 レギュラーシーズンでは36試合の出場ながら打率.302、OPS.936とハイアベレージを残したブロッソー。ディビジョンシリーズ第7戦では、8回にヤンキースの守護神アロルディス・チャップマン投手から決勝本塁打を放つ大仕事をやってのけた。
 
内野手   崔志萬
レギュラーシーズン成績 42試合、打率.230、28安打、3本塁打、16打点、OPS.741
ポストシーズン成績   12試合、打率.290、9安打、2本塁打、4打点、OPS.952
 
 ポストシーズンでは打率.290、2本塁打と好調を維持している崔志萬。右投手の先発時には中軸でスタメン起用されており、ここぞの場面で一発を放つなど勝負強さも光っている、
 
外野手   オースティン・メドウズ
レギュラーシーズン成績 36試合、打率.205、27安打、4本塁打、13打点、2盗塁、OPS.667
ポストシーズン成績   10試合、打率.114、4安打、2本塁打、2打点、OPS.448
 
 不振に喘ぐメドウズ。昨季は打率.291、33本塁打を放つ活躍を見せたが、今季はけがの影響で出遅れると、最後まで調子を上げられず。ポストシーズンでは2本塁打を放つも、打率.114と低打率となっている。
 
外野手   筒香嘉智
レギュラーシーズン成績 51試合、打率.197、31安打、8本塁打、24打点、OPS.709
ポストシーズン成績   5試合、打率.154、2安打、OPS.308
 
 メジャー1年目からワールドシリーズを経験することとなった筒香。ポストシーズンでは長らく安打が出なかったが、11打席目でようやく初安打を放ち、リーグチャンピオンシップシリーズ第6戦では、代打安打も放つなど復調の兆しを見せている。
 
 
ロサンゼルス・ドジャースのポストシーズン戦績は? ワールドシリーズ初戦スタメンと主力選手紹介【MLBワールドシリーズ展望】

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