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「選手たちは状況を理解している」ブルージェイズ指揮官、新型コロナで揺れる現状に言及

2020/03/15

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オープン戦ではリーグ2位と好調だった

 新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、開幕の延期、オープン戦、スプリングトレーニングの中止が発表されたMLB。トロント・ブルージェイズのチャーリー・モントーヨ監督は失望しつつも、MLBの決定を尊重する意向を表明している。13日(日本時間14日)、プエルトリコ紙『エル・ヌエボ・ディア』が報じている。
 

 
 モントーヨ監督は、同紙との電話インタビューの中で「オーナーとゼネラルマネージャーが監督室にやって来てスプリングトレーニング中断を告げられた。チームがやってきたこと、選手たちが成長していることを思うと寂しい気持ちになった。だが、すぐにこの問題の重大さはスポーツや野球よりも大きなものだと思った。MLBの措置は正しい。それこそが私にとって重要な事だ」と今回の決定について述べた。
 
 フロリダ州に集まるチームの間で行われているオープン戦“グレープフルーツ・リーグ”では12勝6敗で2位タイと好調だったブルージェイズ。その数字は、同地区のライバル、ニューヨーク・ヤンキース(11勝8敗)、ボストン・レッドソックス(9勝10敗)を上回っていた。
 
 プエルトリコ人指揮官は「選手たちはよくプレーしており、彼らも好調ぶりを感じていた。それだけに彼らはこの知らせにガッカリしていた。だが、今は彼らも事の重大さを理解している」と選手たちの様子をそう語っている。
 
 そして「一番重要だったのは選手たちと事の重大さについてコミュニケーションを取ることだった。多くのファンが集まれば集まるほどウイルスは伝播するのだ。したがって週末は休養日とし、日曜に補完的にトレーニングを行う。そして月曜に再び集合し、新たな情報を共有することになる」と今後のプランについてコメントした。
 
 ブラディミール・ゲレーロJr.内野手、キャバン・ビジオ内野手という話題の二世選手の台頭や、山口俊投手の入団で日本人ファンの注目度も上がるブルージェイズ。ここまでの仕上がりが順調だっただけに、今回のMLBの措置は、監督、選手、そしてファンにとっても残念なものであろう。心身のコンディションのキープは難しいだろうが、ブルージェイズ躍進を楽しみにしている人々のためにも、この厳しい時期をチーム一丸で乗り切るのみだ。



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