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「タティス家の名前を汚したくない」。今季ブレイクの20歳が新たなる決意表明

2019/11/29

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今季22本塁打。ナ・リーグ新人王投票3位

 
 今季メジャーデビューし、22本塁打という活躍を見せたフェルナンド・タティスJr.内野手(サンディエゴ・パドレス)。ドミニカ共和国で名の知れた野球一家に育った20歳は、来季に向けて更なる飛躍を誓っている。ドミニカ共和国紙『エル・カリベ』が、現地26日(日本時間27日)にタティスJr.のインタビューを掲載している、
 
 今季の最注目若手選手の一人と評価されていたタティスJr.は、開幕戦で見事スタメンデビューを飾る。2度に渡る故障者リスト入りもあり、84試合の出場にとどまったが、打率.317、22本塁打、53打点、OPS.969とインパクトを残し、ナショナルリーグ新人王投票では3位に食い込んだ。
 
 祖父はドミニカ共和国の名門チーム・エスコヒードでプレーし、父のタティス氏はMLB通算949試合に出場したプレーヤー。ドミニカ屈指の野球どころサンペドロ・デ・マコリスに居を構え、同国では知られた野球一家に生まれたタティスJr.は「ファミリーの名を汚したくない」と語る。
 
 若くして名声を手に入れ、大金を掴むチャンスも手に入れた20歳だが「誘惑は皆が思う以上に多いし、僕のすぐ近くを通り過ぎていく。でもそんな時こそ両親の教えを思い出す時だ。教育やシンプルに行くべき道を教えてくれた。父は常にリスペクトの精神を強調している。我が家ではその価値は明らかなものだ。だから、(誘惑は)問題ではないね」と浮かれた様子はない。
 
 見事なデビューイヤーであったが、「それはもう過去の事だと父とも話し合った。将来へ別の目標がある。そこに向け頑張って努力するよ。(負傷した)背中の状態もいい。間もなくバッティングもできるだろうし、今は懸命にジムワークをしながら春のキャンプに向け準備をしているところだ」とすでに気持ちは来季を見据えている。
 
 来季のオールスターゲームへの出場を熱望しているタティスJr.は「手帳にその予定を書き込んでいるよ」と述べる。今季は84試合の出場ながら、多くの野球ファンにそのポテンシャルを見せつけた。ドミニカの名門野球一家の誇りを胸に、タティスJr.はMLB次世代スターの階段を上り始めようとしている。




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