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ヤンキースGM、復活目指すアンドゥハーのコンバートを示唆

2019/11/16

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昨年は大谷と激しい新人王争いを展開   

 今年5月に右肩の手術を行い、来季の復活を目指すミゲル・アンドゥハー内野手(ニューヨーク・ヤンキース)について、同チームのブライアン・キャッシュマンGMがポジションの変更について言及しているようだ。14日(日本時間15日)、アンドゥハーの母国ドミニカ共和国『リスティン・ディアリオ』紙が報じている。
 
 昨シーズン、メジャー定着すると一気に三塁のレギュラーを奪取し、打率.297、27本塁打、92打点という好成績をマーク。アメリカンリーグ新人王投票では大谷翔平選手(ロサンゼルス・エンゼルス)に次いで2位に入った。更なる飛躍を期待された今季であったが、右肩の不調で2度の故障者リスト入りもあり、出場わずか12試合、打率.128に終わり、5月に手術に踏み切っていた。
 
 アンドゥハーの不在、多くの故障者の存在もあったが、皮肉にもヤンキース打線は今季306本塁打と大爆発。アンドゥハーが昨季奪った三塁のポジションも、コロンビア出身の28歳ジョバンニ・ウルシェラ内野手が大活躍を見せ、レギュラーの座を奪取した。
 
 そんなアンドゥハーの復帰に関し、キャッシュマンGMは「ウルシェラの存在もあるし、我々には議論すべきことがいくつかある。もし、ウルシェラが三塁のレギュラーであり続けるなら、アンドゥハーをスタメンに使うためのポジションを探さないといけない。それが一塁か、外野か、その答えを見つけなければね」とコメントしている。
 
 大谷とのハイレベルな新人王争いからわずか一年。まだ24歳とはいえ、アンドゥハーを取り巻く環境は決して明るいものではないようだ。アンドゥハーは、来季再び強力ヤンキース打線のオーダーにその名を刻むことはできるのか。