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大谷翔平はエンゼルスをポストシーズン進出へ導けるか。貯金「4」も地区4位、現在のチーム状況は?

2019/07/18

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ポストシーズン進出圏内

 現在アメリカン・リーグ西地区4位に位置するエンゼルス。オールスター後の連勝で一転貯金生活となり、勝率を.521まで上げてきた。現地31日に迫るトレード期限を前に、ワイルドカード圏内までのゲーム差は4.5。ポストシーズン進出に本腰を入れるべく、チームの再編成が求められる。
 
 そうは言っても、現状は地区4位。他地区であれば、育成へ舵を切り、売り手に回ってもおかしくない。同地区の上位チームを倒さなければ、育成もままならないまま、ポストシーズンにも進めないという最悪の事態も想定しうる。
 
 強豪ひしめく西地区は、マリナーズ以外すべて勝率5割以上の成績を残している。5連勝と勢いに乗るエンゼルスだが、同地区2位のオークランド・アスレチックスも同じく5連勝中とあって、差をつけることができていない。一方、同地区3位のテキサス・レンジャーズは3連敗中で、17日(同18日)の結果次第では、3位浮上の可能性もある。
 
 そのほかア・リーグのワイルドカード争いで上位につけているのが、東地区のタンパベイ・レイズ(現在圏内)とボストン・レッドソックス(圏内まで3ゲーム差)、中地区クリーブランド・インディアンス(現在圏内)だ。レイズとインディアンスは高い投手力で一歩リード。昨年世界王者のレッドソックスは、リーグ随一の強力打線で巻き返しを図っている。

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