大谷翔平選手をはじめとした日本人メジャーリーガーを中心にメジャーリーグ・日本プロ野球はもちろん、社会人・大学・高校野球まで幅広いカテゴリーの情報を、多角的な視点で発信する野球専門メディアです。世界的に注目されている情報を数多く発信しています。ベースボールチャンネル



大谷翔平はエンゼルスをポストシーズン進出へ導けるか。貯金「4」も地区4位、現在のチーム状況は?

2019/07/18

text By

photo

Getty Images



チーム打率、チーム防御率は?

 エンゼルスは16日(同17日)時点で、一試合の平均得点5.2、平均失点4.9。シーズン序盤から大谷翔平選手やジャスティン・アップトン外野手、アンドレトン・シモンズ内野手らを欠きながら、攻撃面では高い水準をマーク。だが、先発投手の枚数が揃わないことや、リリーフ陣の連投による疲弊で失点も多くなっている。
 
 打線は、どの打者も力強いスイングをできるのが魅力で、チーム打率は30球団中8位(.262)。犠飛が3位(31個)、犠打が29位タイ(2個)であることからもチーム像が浮かび上がってくる。また、三振数は30球団最少の663個となっている。
 
 一方、投手陣は、与四球数がワースト5位(341個)、防御率も21位(4.82)と芳しくない。また、ゴロアウト率0.81は30球団の中で最も少なく、長打につながりやすくなっている。被本塁打数もワースト4位(153本)となっており、この数字を抑えられなければ、上位進出は難しそうだ。
 
 ア・リーグの勝率順位は以下の通り。
 
【ア・リーグ地区首位】
東地区:ニューヨーク・ヤンキース 60勝33敗 勝率.645
中地区:ミネソタ・ツインズ    58勝35敗 勝率.624
西地区:ヒューストン・アストロズ 59勝37敗 勝率.615
 
【ア・リーグのワイルドカード(2枠)】
タンパベイ・レイズ(東地区)       56勝41敗 勝率.577
クリーブランド・インディアンス(中地区) 53勝40敗 勝率.570
オークランド・アスレチックス(西地区)  54勝41敗 勝率.568(ゲーム差なし)
 
ボストン・レッドソックス(東地区)    51勝44敗 勝率.537(ゲーム差3)
テキサス・レンジャーズ(西地区)     50勝45敗 勝率.526(ゲーム差4)
ロサンゼルス・エンゼルス(西地区)    50勝46敗 勝率.521(ゲーム差4.5)
 
以下、勝率5割未満、ワイルドカード圏内まで10ゲーム差以上
 
第2回<先発投手>

1 2 3