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田中将大、初出場のMLBオールスターで初白星! ア・リーグが7連勝、MVPは3奪三振のビーバー

2019/07/10

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田中は2番手として登板し1回無失点の好投

 MLBオールスターゲームが9日(日本時間10日)、クリーブランド・インディアンスの本拠地プログレッシブ・フィールドで行われ、アメリカン・リーグが4-3で勝利。ニューヨーク・ヤンキースの田中将大投手が初出場で初勝利を手にした。
 
 今年の真夏の球宴、舞台は米国・オハイオ州クリーブランドのプログレッシブ・フィールド。各チームから選ばれたスター選手たちが一堂に会し、年に一度の祭典が行われた。
 
 試合前セレモニーでは1日(同2日)に急逝したロサンゼルス・エンゼルスのタイラー・スキャッグスさんに黙とうが捧げられ、選手の多くがスキャッグスさんの背番号「45」のワッペンを胸に着けて試合に臨んだ。
 
 今季限りでの引退を表明しているC.C.サバシア投手(ニューヨーク・ヤンキース)の始球式で始まった試合は、ジャスティン・バーランダー投手(ヒューストン・アストロズ)、柳賢振投手(ロサンゼルス・ドジャース)の両先発が無失点。そしてアメリカン・リーグは2回に2番手として田中将大投手(ヤンキース)が登板した。
 
 2014年以来自身2度目の選出で初登板となった田中は、先頭のコディ・べリンジャー外野手をスプリットで空振り三振を奪うと、続くノーラン・アレナド内野手(コロラド・ロッキーズ)は148キロのフォーシームで中飛と2アウトを取る。
 
 ジョシュ・ベル内野手(ピッツバーグ・パイレーツ)は二ゴロの判定がチャレンジの末に覆り内野安打とされたが、最後はウィルソン・コントレラス捕手(シカゴ・カブス)をスライダーで投ゴロに打ち取って軽快な守備を披露。1回17球(ストライク12球)を投げて被安打1、無四球、奪三振1、無失点の好投で初登板を締めくくった。
 
 その直後、ア・リーグはマイケル・ブラントリー外野手(アストロズ)の適時二塁打で先制。そして5回にもホルヘ・ポランコ内野手(ミネソタ・ツインズ)の適時打で1点を追加し、ア・リーグが2-0とリードして前半5回までを終えた。
 
 後半6回に入り、先に得点したのはナショナル・リーグ。途中出場で初打席を迎えたチャーリー・ブラックモン外野手(ロッキーズ)が右中間へソロ本塁打を放ち1点を返した。
 
 しかし、7回にア・リーグがザンダー・ボガーツ内野手の併殺の間に1点を追加し3-1と再びリードを拡大。さらに代打で登場したジョーイ・ギャロ外野手(テキサス・レンジャーズ)が初球を完璧に捉えてのソロ本塁打が飛び出し4-1とする。
 
 徐々にア・リーグの7年連続勝利に流れが傾きかける中、ナ・リーグが意地を見せる。8回、2死満塁の絶好機で前日のホームランダービーを制した新人ピーター・アロンゾ内野手(ニューヨーク・メッツ)が中前へ2点適時打を放ち3-4と1点差に詰め寄った。
 
 そのまま9回に入り、ア・リーグはクローザーとしてアロルディス・チャップマン投手(ヤンキース)が登板。チャップマンは先頭のから2者連続三振を奪うと、ここで始球式を行ったサバシアが伝令に。2001年から2008年途中までインディアンスに所属していたこともあり、観衆からは大きな拍手が送られた。
 
 サバシア効果もあってか、チャップマンは最後ヤズマニ・グランダル捕手(ミルウォーキー・ブリュワーズ)からも三振を奪い、3者連続三振。4-3でア・リーグが7年連続の勝利を決めた。そして、勝ち投手には2回に登板し1回無失点と好投した田中が選ばれた。MVPには5回に3連続三振を記録したシェーン・ビーバー投手(インディアンス)が輝いている。

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