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大谷翔平、アップトン、シモンズ…主力組の復帰で勢いに乗るエンゼルス。主砲トラウト「期待していたラインアップ」

2019/06/20

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先発投手の補強が急務

 屈指の強力打線を有するエンゼルスだが、ここで課題となってくるのはやはり投手陣だ。どれだけ打線に力があっても、勝利に投手力は不可欠。ここまで主に先発を担っているケイヒルとハービーの防御率は7点超えと役割を果たせていない。さらに、ケイヒルはいま右ひじ痛で負傷者リスト(IL)入りと、不本意な状態だ。また、オープナー時の第2先発を務めるペーニャも防御率4.70と芳しくない。
 
 そんな中、スキャッグスが18日(同19日)に7回1失点の好投で、防御率を4.61まで向上させたことが、微かな光明といえる。先発投手がいない中、唯一70回以上を投げ、孤軍奮闘している。
 
 リリーフ陣のバットリー、ベドロージアン、ノエ・ラミレス、守護神ロブレスらは、概ね安定した投球を続けているが、オープナー起用もあり、疲弊している様子。やはり、リリーフ投手に負担をかけすぎないためにも、先発投手の補強が急務となってくる。
 
 地区首位アストロズとの直接対決をあと17試合も残しているエンゼルス。首位を叩くことができれば、10ゲーム差と大きく水をあけられている同地区内でも、一気に上位進出の可能性が出てくる。地区首位とまではいかなくとも、ワイルドカード圏内へは、2.5ゲーム差に迫る位置につけており可能性は十分で、ポストシーズンへの備えは必要だろう。
 
 5月に大谷が復帰し、6月に本調子を取り戻した。6月中旬にはアップトンが復帰し、大谷と入れ替わりで離脱したシモンズがもうすぐ帰ってくる。ベストメンバーでの大躍進へ、注目が集まる。

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