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大谷翔平、アップトン、シモンズ…主力組の復帰で勢いに乗るエンゼルス。主砲トラウト「期待していたラインアップ」

2019/06/20

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アップトンの復帰で打線に厚み

 ロサンゼルス・エンゼルスは、17日(日本時間18日)のトロント・ブルージェイズ戦に10-5で勝利。この日は、ジャスティン・アップトン外野手が復帰し、第1打席で本塁打を放つなど、存在感を示した。主力の復帰で勢いに乗るエンゼルスは、この試合から3連勝を飾り、ついに貯金1を掴み取った。
 
 アップトンはシーズン開幕前、ロサンゼルス・ドジャースとのエキシビジョンゲームで飛球を追いかけた際に左翼フェンスに激突し、右足の親指を負傷。昨季まで3年連続30本塁打を放った大砲を欠いて、エンゼルスはシーズンの前半戦を戦っていた。
 
 アップトンは、リハビリとして出場した1Aの試合では、6試合に出場し、打率.333(21打数7安打)、2本塁打、6打点、OPS1.107と健在ぶりをアピールしており、万全の状態でラインアップに戻ってきた。
 
 アップトン離脱の間は、グッドウィンやプエロが左翼に就き、期待以上の成績を収めていた。プエロは12試合で打率.390、3本塁打の活躍を見せていたが、アップトンの昇格に伴い、マーリンズへ放出された。だが、残ったグッドウィンが翌18日(同19日)に試合を決める一発を放つなど、主力の離脱が戦力の底上げにつながり、いまのベンチ層には厚みがある。
 
 一塁をプホルスと長打自慢のボーアで併用。二塁、三塁、遊撃には、ラステラとフレッチャーに加え、レンヒフォとトバーが日によって役割を変える。捕手はルクロイとスミスがいて、外野にはグッドウィンというオプションも固まった。
 
 直近3試合のスターティングメンバーは以下のとおりだった。
 
■17日(同18日)
1番(二)ラステラ
2番(中)トラウト
3番(指)大谷翔平
4番(左)アップトン
5番(右)カルフーン
6番(三)フレッチャー
7番(一)ボーア
8番(捕)ルクロイ
9番(遊)トバー
 
■18日(同19日)
1番(二)ラステラ
2番(中)トラウト
3番(指)大谷翔平
4番(一)プホルス
5番(右)カルフーン
6番(三)フレッチャー
7番(捕)スミス
8番(左)グッドウィン
9番(遊)レンヒフォ
 
■19日(同20日)
1番(二)ラステラ
2番(中)トラウト
3番(指)大谷翔平
4番(左)アップトン
5番(右)カルフーン
6番(三)フレッチャー
7番(一)ボーア
8番(捕)ルクロイ
9番(遊)レンヒフォ

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